再生パネルのお取り扱いについて
当店で画面割れ・タッチ不良・液晶不良の修理に使用しております交換用液晶パネルは、これまですべて互換パネル(コピーパネル)でした。コピーパネルというと聞こえが悪いですが、要は純正品に似せて造ったものであり、品質は同等でもあくまで別のものです。したがって、微妙な色合い、タッチの反応速度などに純正品との差が出る場合がございます。これについての保証はできかねますことをあらかじめご了承いただけたらと思います。
ですが、iPhoneでゲームをする場合などに、タッチの反応速度が異なるのはお困りの場合もあるかと思います。当店では、修理品質の向上のために再生パネルの取り扱いも開始いたしました。
再生パネルとは、純正品のガラスが割れてしまったもので、タッチや液晶に障害のないものを再利用し、表面のガラスを貼りかえたものです。これにより純正品とまったく変わらないタッチの感覚や液晶の色合いを実現しております。ただし、色合いに関しては、何年も経っているパネルを再生したものだと多少異なることがあるといいます。
その値段ですが、iPhone8・SE(第2世代)・それ以前のものについては、互換パネルより多少高いくらい(+1,000円ほど)でご提供できるのですが、X系以降の特にOLED(有機EL)が使われているものだと価格は跳ね上がります(+5,000~10,000円程度)。
また、7Plus・8Plus・XR・11の再生パネルには、業界で「方」「長方」と呼ばれているそれぞれ2種類がございまして、正しいものを判別して取り付けないとタッチ不良の原因になります。したがって、この種類の再生パネルに交換する場合、まずお客様のiPhoneを分解してパネルを調査し、その後正しいものをお取り寄せしなければなりませんので、iPhoneを2度分解することになります(本当なら両方を在庫しておくべきなのですが、現在は需要が読めないのでお取り寄せとなっております)。
そのため、現在は8/SE2/SE3用、X用、XS用の再生パネルのみ、少数在庫しております。もし、純正に近い使用感覚が必要な場合は、時価となりますが再生パネルへの交換を案内させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。また、これを使用した場合でもタッチの感覚や色合いが異なるということが発生しないとは言い切れませんが、純正品とまったく同じであるという保証はできかねますのでご了承願います。
ちなみに、Android携帯用の修理用パネルはほぼ再生パネルとなります。修理可能な場合はお取り寄せいたしますのでお問い合わせください。