iPhone X以降の高品質以外のバッテリー取扱終了について

これまで、iPhone X以降(SE第2・3世代を含む)の交換用バッテリーにつきましては、通常品・大容量品(10~15%程度の容量増)を使用させていただいておりました。その後、高品質バッテリーを仕入れることができるようになり、通常品・大容量品・高品質バッテリーの3種類をラインナップしておりました。

通常品質のバッテリーにつきましても、一定の品質は保っていると思われますが、どうしても寿命が短いものがございます。3年の営業のうちに、数か月~1年程度で再交換となるものもいくつか出てきております。これは、おそらくバッテリー自体の劣化というより、バッテリーにくっついている、充放電をコントロールしている小さな基板の劣化によるものと思われます。

今年になり、高品質バッテリーを積極的に仕入れております。あくまで仕入先がアピールしていることではございますが、バッテリー本体だけでなく、コントロール基板の質も見直し、純正品と同様の充放電回数(100%から0%まで使用し、また100%に充電することを1回とします)までの耐久性が期待できるとのことです。

裏を返せば、それまで扱っていたものは、そこまでの品質ではなかったということになります。お客様が当店でバッテリーを交換してから1年もたたずに、バッテリーに起因するトラブルにより再度交換することになるケースについて、大変心苦しく思っておりましたので、ハードOLED液晶の取扱終了を機に、バッテリーについても従来品の取り扱いを終了させていただくこととしました。

iPhone 12 miniや13mini、SEなどはもともとの容量が少ないので大容量品の需要は大きかったのですが、長く使えるかどうかを考えますと、大容量品についても基本は取り扱いを終了いたします。どうしてもという場合にはお取り寄せとなります。

当店で修理してよかったとお客様に感じていただくため、今回の判断といたしました。なにとぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。