一部大容量バッテリーの提供を一時停止します
iPhone XS/XR系以降において、先月よりiOS18が提供されています。
こちらではXS/XR以降のテスト機がないためまだ確認がとれておりませんが、このiOS18には「修理アシスタント」というものが搭載されており、これまで一部の部品を交換すると「不明な部品」と表示されたり、一部の機能が使用不可になるなどしていた、お客様にとって不都合な状況がかなり改善されることが見込まれています。
これにより、互換品の液晶パネルでもTrue Toneを設定できたり(これまでは特殊な作業が必要でした)、バッテリーの使用状況のグラフが互換品でも表示できるようになったと言われております。ただ、バッテリーの最大容量(劣化具合)の表示にはまだ対応していないようです。
当店でも、Appleの方針変更は大変喜ばしいことと受け止めております。しかし、「修理アシスタント」によって純正品と同じように作動するなら、純正品と同じ容量のバッテリーを使用しないと、今後何らかの不具合が生じないとはいえないと考えております。現在、修理店の間でも「修理アシスタント」による修理品の挙動の変化について、まだ十分な情報がない状況ですので、修理アシスタントが使用できる12系以降において、当分の間「大容量バッテリー」の提供を中断いたします。
大容量バッテリーによる修理で「修理アシスタント」を使用しても問題ないことが確認された場合、大容量バッテリーの提供を再開することもありえますが、今後永久的に通常容量バッテリーのみの提供になる可能性もございます。当店でも情報を収集していきたいと考えておりますので、お客様におかれましてはご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
【10月17日追記】修理アシスタントが使用可能なのはiPhone 12系以降なので、XS/XR系と11系においては大容量バッテリーの提供を再開いたします。12系以降では引き続き、一時停止とさせていただきます。